贅沢なランチ in 兵庫県某所
August 2006
何度か外遊びにご一緒させていただいた知り合いが、兵庫県某所に山小屋を建てられた。今日はその秘密?の山小屋で、ちょっと贅沢なランチパーティーが開催された。素敵な仲間たちと美味しい料理、そして少しのアルコール。台風が停滞していてとても蒸し暑い一日だったけれど、とっても楽しい時間をもつことが出来た。この素晴らしいロケーションでの贅沢ランチの様子を、ほんの少しだけですがご披露することにいたしましょう・・・。
このログのオーナーは、まさよしさんご夫婦。今年の春に土地を手に入れられてからと言うものせっせとこの地に通われて、少しずつご自分たちの理想の隠れ家へと手をかけておられる。勿論素人仕事では問題のある部分に関しては、きちんとプロに仕事をしてもらっている。しかしそれ以外の部分に関しては、殆どと言って良いくらいの手作り。それに心強い助っ人も、度々お手伝いに訪れているようだ。奥さんの弟さんのまーちゃんさん、それに僕も川で幾度もお世話になっているtahoeさん。皆さんに共通しているのは、“ こだわりと子供の気持ちを大切に持っておられる愛すべきおやじ ”ってこと。
年少者の僕が言うのもはばかられるが、仕事や社会的な地位では責任ある立場の方ばかりだけれど、ここでの表情はみなさん “ やんちゃなガキ ” そのもの!(笑)そんな表情が出来るおやじって、良いもんですよね。
この日は少し早めのランチにと言う事で、9:30インターを出た所の道の駅でtahoeさん一家と待ち合わせ。なかなか叶わなかったが,tahoeさんの奥さんと今日始めてお目にかかれる。もう1人と、ここで待ち合わせている。この夏埼玉から大阪へ引っ越してきた、ごんちゃん。彼とはよく考えると、一緒に外遊びするのは今回が初めて。待ち合わせ場所に行くと、ごんちゃんが既に到着していた。

お山用に購入された単車

フライにして、堪能!
ごんちゃん家のワンコとコーディーが、挨拶、どうやら仲良くやれそうだ。本当に数分の時差で、tahoe家到着。久しぶりにお会いするtahoeさんとyuuji君、そして奥さんにご挨拶。このご家族のなんとも表現し難い良いムードが、僕にはとても心地良い。手短にご挨拶を済ませて、はやる気持ちを抑えつつまさよしさんご夫妻の待つ山の隠れ家へと車を走らせる。tahoeさんに先導して頂いてインターから20分ぐらいだろうか、山の隠れ家へ無事到着。よくある区画されアスファルトで完璧に舗装された道路が続く味気ない別荘地ではなく、自然が豊富に残る隠れ家とよぶにふさわしいロケーションの中に小さなログが誇らしげに僕たちを出迎えてくれた。
久しぶりのまさよしさんご夫妻との再会を喜びながらも、早速車から荷物を降ろして本日のメインイベントの準備に取り掛かる。そう本日の主たる目的は、 「愉快で愉しい仲間たちとの、ちょっぴり贅沢なランチ in まさよしさん山の隠れ家」 である。本日の使用の食材は、秋の味覚松茸! 土瓶蒸し、ホイル焼き、松茸ご飯、そして松茸のフライ。そこにま〜ちゃんさんが持って来てくれた、産地直送の鯖の干物。ごんちゃんが持ってきてくれた、美味しいお酒。それに、たっぷりの自然と言う最高のロケーション!本当に贅沢なランチと時間を、堪能する事が出来た。これだけのメニューを街で食べたとしたら、一体いくら位かかるのだろう? ここでの食事と時間は、お金には換算できないことだけは間違いない。
土瓶蒸し&ホイール焼き

プレート製作中の、yuui君とGONちゃん

穏やかな時が・・・

最高のBGM、涼やかな沢
食事を愉しみながら、tahoeさんから提案のあったまさよしさんへのプレゼントの製作も並行して行われた。そのプレゼントとは、まさよしさん山の隠れ家への道しるべとなるプレート。tahoeさん用意して下さった木材に、tahoeさん奥さんがご用意して下さった絵の具で参加者みんなが思い思いに絵を描いていった。我が家が担当したプレートの出来栄えはと言うと・・・、超個性的とだけ言っておきましょう。(笑) プレート作りがひと段落したところで、テラス下の小さな沢へと遊びに出かけた。本当に小さな沢だけど、とっても素敵なBGMをプレゼントしてくれている。コーディーもこの沢が気に入ったようで、一目散に水の中へ。
トトロって本当にいるんじゃないかなって思えるような風景が、そこには広がっていた。何箇所か小さな落ち込みがあってその中を覗いてみると・・・、魚やえびが! 僕は魚の種類に関して知識が殆ど無いけれど、ごんちゃんとまーちゃんさんが2人してはしゃいでいる。近づいて聞いてみるとそこにいる魚は、なんと鮎だとのこと! 今度お邪魔するときは、簡単なつり道具を持参して天然の鮎をGETしよう。コットを沢に入れて、お昼寝なんてのも良いかもしれない。ほんの小さな沢だけど、こんなにたくさんのものを与えてくれるんだな。 こんな素敵なロケーションに隠れ家を持たれた、まさよしさんがとっても羨ましく思えた。 
小さな落ち込みの中には・・・

テラスから、沢へと
カヌーを始めてから、水の音がとても心地よく感じるようになってきた。何のことは無い沢を流れる水の音が、たまらなく心地よい。きっと水ってヒトにとって、特別なものなんだろう。生命を維持して行く上で必要不可欠なものであるし、ヒトが生まれるまではお母さんのお腹の中で羊水という水に包まれてその命をはぐくんで来た。水がもたらす風景や音そして香り、雰囲気や遠い記憶など、そのどれをとっても妙に落ち着くし妙に心地よい。そんな水が近くにある暮らしって、とっても素敵だと思う。まさよしさんの隠れ家だけど、とっても気に入ってしまった。
もうひとつこの隠れ家の良いところは、ほんの数十メートルも進むとそこに湖が広がっているってこと。カヌーイストに、はたまらないロケーションだ。今回はカヌー遊びはしなかったけれど、是非湖にカヌーを浮かべてみたいものだ。勝手なことばかり考えてると、まさよしさんに叱られそうですね。(笑)
まさよしさんによると、まだまだ未完成だそうだ。これからどんな風に隠れ家とそれを包む木々が変わって行くのかが、とっても楽しみ。きっとまさよしさんのことだから、センスの良い心地よい空間を作っていかれるんでしょうね。
素敵なロケーションでの、素敵な仲間との、素敵なランチ・・・。僕にとっては、最高に贅沢な時間。普段なかなか顔を合わす機会が無いけれど、久しぶりに会うと会っていない期間が瞬時に掻き消える。
そして最高に素敵な時間が、ゆっくりと流れ出す。素のままの自分に戻って、いろんな事を聞いたり話したり出来る。僕流の、リセット術かな?お付き合いいただいた、素敵な仲間たちに感謝、感謝!
2006/8/20