楽チンコテージキャンプ in キャンプinn海山
June 2003

今回は楽チンキャンプを計画した。大阪から約四時間、どうしても早くに出発する事が出来ないので、到着してからサイトの設営や食事の準備でどたばた、あたふたというのが、お決まりのパターン。ゆっくり食事をとって静かな夜をゆったりと過ごす事に憧れ、コテージを予約した。実は、キャンプinn海山で2回目のコテージ泊であるが、今回はテラスがレンガ敷きされた少し大きめのコテージを予約した。立派なお風呂まで設置され、なんとバリアフリーであった。あえてこの大き目のコテージを予約したのはそのレンガ敷きのテラスでのバーベキューが大きな目的であった。普通の焼き鳥よりも少し大きめにカットして串にうち、炭火で焼き上げる…我が家のちょっとしたマイブーム(アワーブーム?)これがすこぶる美味い!
もちろん、サイト前を流れる銚子川での川遊び、カヌー遊びが一番の楽しみである事は言うまでもない。底まで透き通る銚子川の美しさに魅せられて、やって来ているのかも知れない。癒されるって事を実感できる場所である事は間違いない。自分の身体と心をリセットするには、もってこいの場所である。
管理棟でお世話になるスタッフの方々に挨拶をし、チェックインを済ませコテージへと移動。荷物をみんなで分担して、コテージへと運び入れた。サイト設営をしなくていい分だけ、時間的にも気分的にも余裕がある。いつもよりゆっくりとしたペースで、今夜の夕食である焼き鳥バーベキューの準備を始める。「にーおー、バーベキューグリルのセットして!」、「OK!炭も準備しとくな。」 「Mama、材料のほうはどう?」、「トレーに盛り付けるだけだから、もうすぐ終わるよ。」 「じろじろ、飲み物の用意してくれるか?」、「・・・」 「じろじろ!」 「・・・」
コテージに、じろじろの姿は、無かった
銚子川を堪能するために家族で新調したウエットスーツに身を固め、網を持ったじろじろがの姿をコテージ前の銚子川で発見!何日も前から銚子川を楽しみにしていたじろじろにとって、晩御飯までの僅かな時間もじっとしていられないのであろう。このじろじろの行動に触発されて、全員晩御飯の準備をいったん中止しウエットに着替え、銚子川へ!久しぶりの銚子川をしばし堪能。ちょうどいい具合に、お腹がすいたところで本日のディナー 焼き鳥バーベキューとガーリックトーストでお腹を満たし、ゆっくりとした時間を過ごす。
一夜明けて、銚子川での川遊びDay!にーおーもじろじろも水泳選手の端くれなので、水の中での動きがとても綺麗!イルカのように身をひるがえし自由に泳ぐ姿は、まるで新種の水中生物のようだ。深い所はゆうに水深5mはあるが、カヌーの上から見るとそれ程には見えない。濃緑とも紫紺ともいえない水の色に吸い込まれるように潜ってみると、まさにそこ(底?)は別世界!それにしても、ここの透明度には毎回驚かされる。しばし別世界を堪能する。(新調したウエットスーツのお陰で、長時間遊んでいられる。なかなか良い!)
カヌー遊びといっても、200mぐらいの距離しかないが私たちのように、たいした実力も経験も無い「なんちゃってカヌーイスト」(本物のカヌーイストの方には、叱られそうですが…)にとってはちょうど良いフィールドです。いつか雄大な川でカヌーを楽しみたいと思いつつ、せっせとパドリング。途中、二箇所ほど上陸してコーヒーを飲んだりしながらのゆっくりした、カヌー旅(笑)。パドルが水に入る時に作り出す心地よいい水音と、かすかな風音以外何も聞こえてこない・・・なんて贅沢なひと時だろうか。また、ここへ帰ってくるんだろうな。残念ながら、カヌーをレンタルしている時間が残り少なくなってきた。今日のカヌー旅はこの辺で終了だ。


今回も銚子川は、期待を裏切る事は無かった。これだけの状態を保つ為には、キャンプ場のスタッフ・関係者の方々はもとより、周辺にお住まいの方々の並々ならぬ努力をされているのだろう。銚子川を愛する全ての人に感謝!
2003/6/28.29