みやまびとミニカヌーオフ会 in 三瀬谷ダム湖
July 2003
今日は待ちに待った三瀬谷ダム湖での、みやまびとミニカヌーオフ会である。みやまびととは、三重県海山町の自然とそこを流れる銚子川をこよなく愛する人たちの集まりで、今日の参加者は、てっちゃん、永さんと息子さんのakihiro君の総勢4名。待ちに待ったというのは、このミニオフ会をお願いしたのが私である事と一度台風の為、延期になっているからである。


大阪からの参加となる、永さんファミリーと私は伊勢自動車道・安濃サービスエリアで待ち合わせて、最終目的地である三瀬谷ダム湖へと向かった。現地の駐車場で永さんと準備をしていると、てっちゃん登場!これで役者は、揃った。永さんファミリーはオールドタウン、てっちゃんと私はてっちゃんのアーリーにそれぞれ乗り込みいよいよワンダリングの開始である。カヌーはもとよりライフジャケットやその他、カヌー遊びに必要なものを何も持っていない私は、すべて永さんとてっちゃんにお世話になる事に。唯一、「にっしゃんも、パドルくらい持っといたら」というアドバイスに従いネットオークションでgetしたパドルを大事に持っての参加となった。
さて念願の三瀬谷湖に、てっちゃんのアーリーのバウに乗り込みパドリングの開始。色々な方のサイトで見ていた三瀬谷ダム湖のイメージとはまったく違い、ごみが多く川が汚れているのいは閉口した。特に雨の後だったのでいつもよりごみが多いとのことだが、とても悲しい気分になった。しかし、20分ほど上流へと進んでゆくと、イメージしていた通りの川底まで透き通った美しい川があらわれ、「これや!これを待ってたんや!」と心の中で叫び、パドルを持つ手にも自然に力が入った。
ちょうどいい感じの川原を見つけ、そこで休憩する事となった。akihiro君は平らな小石を見つけては、水切りにチャレンジ!その傍らでてっちゃんが、シングルバーナーをセットし持って来てくれたハムを切って炒めてくれた。そしてこれまた、てっちゃんからの差し入れのノンアルコールビール!たぶんどこにでも手に入るであろうハムも、このシチュエーションで食べると、一流シェフが2〜3日かけて作ったハムにもひけをとらないほど美味しく感じ、その絶品のハムをあてに飲むノンアルコールビールがこんなに美味いとは、はじめて知る感動だった。
楽しいときが過ぎるのは早いもので、そろそろ駐車場へと戻らなければならない時間となる。ところが帰りは強烈な向かい風で、必死で漕いでもなかなか進まない。まるで川が、「もう少し遊んで行けよ。まだ帰るには早いぞ!」と言って、引き止めているような気がした。(出来るだけ、自分に都合の良いように理由付けするようにしています・・・ハイ!)


自宅までいつもよりゆっくり走って約4時間のドライブ。軽い筋肉痛を感じながら今日の余韻に浸り、次はどこに行こうかなと色々考え、一人ニタニタしながらのドライブであった。
この20年間Mamaの指定席だった助手席に特別に”座らせた”大切な、そして唯一の私のカヌーグッズである、パドルを横目で時々眺めながら・・・
special thanks 永さん and てっちゃん
2003/7/27